ラ・フォル・ジュルネ びわ湖


みなさんは今年のGW、どう過ごされましたか?

 

私は子供を連れて、びわ湖までラ・フォル・ジュルネという音楽祭に行って来ました。


この音楽祭は、テーマを中心に数日間、


一つの会場で朝から晩まで幾つもの短いコンサートが同時進行で行われ、


好きな時間に、好きなコンサートをはしごできるという、


まさにテーマパークの様な音楽祭です。

 

フランス、ナント発のこの画期的な音楽祭は


、2005年に初めて東京に上陸して以来、毎年大成功を納め、


徐々に金沢、滋賀、新潟といった地方でも開催される様になりました。


 

実は私、大学院の修士論文のテーマにこの音楽祭をあつかい、


コンセプトの生みの親、ルネ・マルタンさんにお会いしてインタビューをした事もあって、


この音楽祭には少し詳しい。。。つもりでした。



しかし今回久しぶりに行って驚きました。


テーマの設定に変化が!


以前は一人の作曲家か、一つの時代をテーマにしていたはず(と記憶しております)が、


今回はPassionという概念がテーマに。


なんだか私の知らないうちに、とてもフランス的に進化していました。


 

また、東京とナントで開催されたものには行った事があるのですが、


びわ湖バージョンは今回が初めてでした。


東京やナントのものより、かなり規模が小さいため、


テーマは、「パッションーバロック」と、


バロック期におけるパッションと限定されたものになっていました。


地元の吹奏楽団などの参加も多く、


地方活性化的な役割が大きいのかなという印象を受けました。


そんなびわ湖バージョン、今回我々は、


バッハのバイオリン協奏曲と、三台ピアノの協奏曲のコンサートを聴いてきました。



三台ピアノは、かつてハンガリーの若手三羽がらすと呼ばれていたうちの一人、


デジュ・ラーンキと、


その奥様、息子さんの家族3人での演奏。


いつの間にか若手だった彼が白髪になり、


いまや若手の息子さんと演奏していて、年月の経つのを感じさせられました。。。


家族ならではの息のあった演奏。


バッハと交互に演奏された、現代作曲家ドゥカイの作品の一曲めの、


月を思わせる静謐さがとても素敵で、印象的でした。


子供の入場は3歳からOK、一つのコンサートは45分、


と子供さんのコンサートデビューには理想的なこのフォルジュルネ音楽祭。


0歳から入場できるプログラムもあり、キッズ向けワークショップもたくさんあります。


来年のGWにいかがですか?


 

フランスではこの音楽祭以外にも、


パリ・オペラ座や、パリ管弦楽団、ルーヴル博物館といった場所で、


子供が本物の芸術に触れられる魅力的な企画がひんぱんに開催されています。


こういったすてきな企画が、日本に上陸し浸透していくのは、本当に素晴しい事ですね。